お茶漬けにかかるハシ

【6話収録】
■第19話「オムレツ勝負・お料理マシーンを打ち破れ」
　お料理マシーン・アレックスのせいで仕事を失ったシェフが日之出食堂にやってくる。アレックスを作った俵三四郎は一部の料理人の傲慢な態度に怒り、世界からすべての料理人を不要にしようと企んでいた。（今日の料理／うなぎ入りオムレツ）
■第20話「日本の味・お茶漬け勝負」
　味将軍グループによって味皇が引退するとの噂が流される。噂を機会に後継者を決めるべきか議論する幹部たちだったが、そんな中、日本料理部主任の芝が突如として後継に名乗りをあげ、お茶漬けによる味勝負を陽一に挑んでくる。（今日の料理／桜茶漬け）
■第21話「開催料理人グランプリ・フライで勝負」
　味皇杯料理人グランプリ大会の開催が決まる。自らの進路について迷っていた陽一は参加をためらうが、かつて戦った一馬や小西も特別参加することを聞いて参加を決意。自由課題の地区予選では新しいアイデアのフライ料理で挑戦する。（今日の料理／魚フライ）
■第22話「料理人グランプリ決勝・四天王カレー戦」
　グランプリ決勝に進んだ料理人は陽一と一馬、小西、そして本部代表のフランス料理部主任・下仲だった。４人から２人に絞られる決勝戦第一回の課題はシーフードカレー。イカを具に選んだ陽一は、海の香りをカレー全体に行きわたらせようと工夫を重ねる。
■第23話「激突！超豪華シーフードカレー」
　強敵たちが集った決勝の第一回戦。下仲は金目鯛、小西は貝、一馬はイセエビを具にしたカレーでそれぞれ審査員をうならせる。対する陽一のカレーはどのような工夫で人々を感動させるのであろうか？（今日の料理／イカ詰めドライカレー）
■第24話「一馬と決戦 ピザパイ勝負」
　二回戦に勝ち残ったのは陽一と一馬、課題料理はピザパイとなった。陽一がトマトとチーズに加える熱のバランスに悩む一方、一馬は建設会社の力を借りて味皇ビルの前に巨大な石かまどを作り始める。互いの工夫と秘策が今、最大の激突を見せようとしていた。

製作年度：1988

第19話　脚本：遠藤明範／演出：西山明樹彦／絵コンテ：今川泰宏・鈴木 行／作画監督：和泉絹子
第20話　脚本：城山 昇／演出：山寺昭夫／絵コンテ：今川泰宏／作画監督：菊池城二
第21話　脚本：城山 昇／演出：中村憲由／絵コンテ：アミノテツロー／作画監督：大久保修
第22話　脚本：遠藤明範／演出：西山明樹彦／絵コンテ：向後知一／作画監督：遠藤裕一
第23話　脚本：遠藤明範／演出：山口祐司／絵コンテ：山口祐司／作画監督：只野和子
第24話　脚本：城山 昇／演出：中村憲由／絵コンテ：うえだひでひと／作画監督：和泉絹子

原作：寺沢大介（講談社「週刊少年マガジン」）／監督：今川泰宏／キャラクターデザイン：加瀬政広・毛利和昭／料理デザイン：河村佳江／チーフライター：城山 昇／演出チーフ：中村憲由・山口祐司／作画監督チーフ：加瀬政広／音楽：藤田大土／製作：テレビ東京・サンライズ　他

味吉陽一：高山みなみ／味吉法子：横尾まり／山岡みつ子：川浪葉子／山岡しげる：ならはしみき／垂目：龍田直樹／丸井善男：飯塚昭三／堺 一馬：鈴木みえ（現：一龍斎貞友）／コオロギ：神代知衣／小西和也：鈴置洋孝／味将軍：銀河万丈／味皇：藤本 護／ブラボーおじさん：石森達幸　他