明日に向かって食え！

【6話収録】
■第13話「日本一お好み焼き勝負」
　正月の縁日の出店を断られてしまった日之出食堂。２軒分の場所を取る岡田屋にかけあった陽一は、主人とお好み焼き勝負をすることになる。最高のお好み焼きのために試行を重ねる陽一だったが、何度も父の味と比べられることに反発し、家を飛び出してしまう。
■第14話「お好み焼き勝負・審査員も敵だ」
　岡田屋の熟成させた秘伝のソースに対し、時間の足りない陽一はふりかけを使うことでソースの味に深みを出すことに成功する。だが、審査員３人のうち２人は岡田屋の商売仲間で、陽一には厳しい判定が予想された。（今日の料理／陽一風お好み焼き）
■第15話「味っ子苦戦・駅弁対決」
　青森の駅弁屋・菊池は、日本一と言われる及川の幕の内弁当に人気を奪われ店をたたもうとしていた。父も手伝っていた菊池の店を守るため、陽一は新たな弁当作りに挑戦するが、冷めれば味の落ちてしまう鮭のホイル焼きをどう保温するかという難問が待っていた。
■第16話「魔法のあつあつ幕ノ内弁当」
　ライバル・一馬のくれたヒントで弁当を温める工夫を作り出した陽一。だが、客は知名度で勝る及川に流れ、菊池屋の弁当を取る人はいない。味皇は居合わせた団体客の幹事に両方の店の弁当を食べ比べてみるように頼む。（今日の料理／菊池屋あつあつ弁当）
■第17話「特大カキアゲで天丼勝負」
　老舗の天ぷら屋・天星で失敗ばかりの店員・高太郎はクビになってしまう。店にいた陽一は高太郎をかばって店主との味勝負を挑むが、店主は密かに高太郎に期待をしており、その弱気なところを惜しいと思っていたのだった。（今日の料理／ジャンボかきあげ丼）
■第18話「大奮戦？手作りチョコで勝負」
　バレンタインデーが近づき、陽一はクラスの女の子たちに手作りチョコの作り方を教えるよう頼まれる。れい子の提案でチョコ作りのコンテストが行なわれるが、陽一に対して意地を張るみつ子はあくまで自分のやり方でチョコを完成させようとしていた。

製作年度：1988

第13話　脚本：城山 昇／演出：山口祐司／絵コンテ：山口祐司／作画監督：和泉絹子
第14話　脚本：城山 昇／演出：中村憲由／絵コンテ：ウエダヒデヒト／作画監督：渡辺 浩
第15話　脚本：城山 昇／演出：山寺昭夫／絵コンテ：ウエダヒデヒト／作画監督：菊池城二
第16話　脚本：坂田義和／演出：西山明樹彦／絵コンテ：岡本達也・今川泰宏／作画監督：大久保修
第17話　脚本：丸尾みほ／演出：山口祐司／絵コンテ：山口祐司／作画監督：渡辺 浩
第18話　脚本：坂田義和／演出：中村憲由／絵コンテ：うえだひでひと／作画監督：加瀬政広

原作：寺沢大介（講談社「週刊少年マガジン」）／監督：今川泰宏／キャラクターデザイン：加瀬政広・毛利和昭／料理デザイン：河村佳江／チーフライター：城山 昇／演出チーフ：中村憲由・山口祐司／作画監督チーフ：加瀬政広／音楽：藤田大土／製作：テレビ東京・サンライズ　他

味吉陽一：高山みなみ／味吉法子：横尾まり／山岡みつ子：川浪葉子／山岡しげる：ならはしみき／垂目：龍田直樹／丸井善男：飯塚昭三／堺 一馬：鈴木みえ（現：一龍斎貞友）／コオロギ：神代知衣／小西和也：鈴置洋孝／味将軍：銀河万丈／味皇：藤本 護／ブラボーおじさん：石森達幸　他