平等院VS徳川。その激戦は命を取り合うかのごとく、まさに『阿修羅の道』！
ふたりの壮絶なまでの勝利への執念が、リョーマのサムライ魂に火をつける！

【2話収録】
■第9話「覚悟」
　リョーガから光る球の打ち方を教わったリョーマは、その手ごたえを確かめるようにさらなる勝負を持ちかける。その姿にリョーガは幼い頃のリョーマの姿をだぶらせた。「真剣勝負しようよ」――記憶を失っても変わらない弟の負けん気の強さに、リョーガは笑みをこぼす。一方のシャッフルマッチでは、徳川が驚異的な猛攻によってGenius10（ジーニアステン）のNo.1平等院と互角の勝負を繰り広げていた。徳川にとって平等院は、合宿参加当初に完全敗北をした因縁の相手。鬼と入江の協力により進化した徳川は、まさに死に物狂いの攻撃で平等院を追い詰める・・・！
■第10話(最終話)「導かれし者たち」
　次々と徳川に襲い掛かる平等院の打球。死よりも苦しい地獄を乗り越えてきた平等院にとっては、この勝負にかける徳川の決意すら生ぬるいものでしかなかった。限界を迎えながらも執念で戦い続ける徳川。一切の容赦のない平等院の攻撃。そんなふたりの死闘がリョーマの中に眠るサムライの魂を呼び覚ます！周りの制止を振り切って徳川に迫る平等院の「デストラクション」を打ち返したリョーマ。しかしその行為は規定違反となり、合宿所を追放されてしまう。突然戻ってきた日常生活はどこか空虚だった。そんなリョーマの行き場のない想いを解放してくれたのは、いつも変わらずちょっと不器用で素直な桜乃だった。

製作年度：2014

第9話　脚本：広田光毅／絵コンテ・演出：山本秀世／作画監督：渡辺 淳
第10話　脚本：広田光毅／絵コンテ：山本秀世／演出：徳本善信／作画監督：石井明治

原作：許斐 剛（集英社「ジャンプSQ.」連載）／監督：山本秀世／シリーズ構成：広田光毅／キャラクターデザイン：石井明治、入江健司、渡辺 淳／音響監督：平光琢也／音楽：渡部チェル／制作：NAS／アニメーション制作：Production I.G、M.S.C／製作：新テニスの王子様プロジェクト　他

越前リョーマ：皆川純子／跡部景吾：諏訪部順一／幸村精市：永井幸子／徳川カズヤ：小野大輔／平等院鳳凰：安元洋貴／越前リョーガ：宮野真守　他